過去問解説

金属の性質|2017年 芝中学校 大問1

金属の性質を整理しておこう

金属は古来から私たちの生活と密接な関係をもっています。するどい切れ味は武器として、いつまでも光り輝く光沢は祭事に用いられてきました。もちろん現代でも、金属はさまざまな用途に利用されています。

そんな金属の性質について、2017年芝中学校の問題で整理しておきましょう。

問題 私たちの身のまわりにはさまざまな金属が利用されています。金属の特徴として次の中から適当でないものを1つ選んで記号で答えなさい。

ア 圧力を加えるとうすくひろがる
イ 電気を通しやすい
ウ 日常生活において常温で固体である
エ 表面の色が銀色や灰色でないものがある
オ 塩酸にとけないものがある

解説動画

まずは解説動画からどうぞ。

この問題のポイント

選択肢の中で適当でないものは、ウの「常温で液体である」です。水銀は常温で液体という、金属の中では珍しい性質をもっています

アについて、金属は延ばしたりひっぱたりして形を変えることができる性質があります。これを延性・展性(展延性)と呼んでいます。たとえば金箔(きんぱく)は、金を薄く広げたものですね。

オについて、塩酸は鉄やマグネシウムなどの金属を溶かしますが、金や銀、それに銅といった金属を溶かすことはできません。ちなみにオリンピックなどのメダルの色は金・銀・銅ですね。塩酸くらいでは溶けない丈夫で価値のあるものだからこそ、表彰の際に与えられるものだと考えることもできますね。

金属の性質を整理しておくのにちょうどよい問題でした。