過去問解説

台風の風速|2017年 駒場東邦中学校 大問1

低気圧と台風の風速の違いは?

大きな被害を毎年出している台風ですが、中学受験の理科でもたびたび出題されています。

2017年の駒場東邦では、台風と低気圧の風速に関する問題などが出題されました。一見すると知識を聞いているように見えますが、実は数値に関する常識的な感覚を問われています。こういう問題は良いですね。

問題 台風は雨や風により、大きな被害をもたらします。台風について、次の問いに答えなさい。

1.低気圧はある風速を超えると台風と呼ばれるようになります。その風速を次の中から1つ選び、記号で答えなさい。

ア 17mm/秒
イ 17cm/秒
ウ 17m/秒
エ 17km/秒

2. 台風による直接的な被害を次の中からすべて選び、記号で答えなさい。

ア 津波
イ 洪水
ウ 液状化
エ 倒木
オ 地割れ

解説動画

まずは解説動画をご覧ください。

この問題のポイント

風速がどのくらいになったら低気圧から台風になるのか?知らなくては解けない問題かと思いきや、選択肢を読むと答えが出せるようになっています。

台風の風速は、ニュースなどを聞いていると「m/秒」で表されていますね。ということで、答えはウの「17m/秒」が正解でした。

低気圧と台風の差は風速によって分けられているというのは、へーっと思ってしまうような豆知識ですね。

さて続いての問題ですが、これも普段からニュースなどを聞いて言葉の意味をしっかり理解しているかどうかがポイントです。台風に関連する言葉はイの「洪水」と、エの「倒木」です。それ以外の選択肢は、いずれも地震に関連したキーワードですね。

台風関連の用語としては、そのほかに「高潮」も覚えておきたいところ。低気圧により海面が上空に吸い上げられ上昇し、そこに加えて強風により海水が押し寄せてくる被害のことを高潮と呼んでいます。

ニュースなどを普段から聞いているか、そこで出てきた言葉についてしっかりと理解しているか、そうした点がポイントとなる出題でした。